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現代版 | 教会の看板の建て方 [google マイビジネス]

いらすとや ぼくはくまです。 うさぎ先生の教会に看板はありますか? ありますよ。 会堂を建てた時に設置しました。 あ、そっちじゃなくて 地図に看板はついてますか? 地図にかんばん?? ちょっと意味が… 先生、いまの人は出かける時にGoogleで場所を調べるんですよ。 インターネット上の看板は、とてもとても大切なんです。 今回は、「Googleマップで教会の情報がちゃんと表示されるか確認しましょう」という話です。以前、私の教会の情報をGoogleマップで見たら、キリスト教会ではなく別の宗教で表示されていて驚いたことがあります。 PCでGoogleマップを見ると左側に表示されます。 スマフォアプリのGoogleマップでは下部に表示されます。 そして、これらの情報はGoogleの検索結果にも表示されます。 ここにちゃんとした情報が載っているかは大事な問題です。 この情報はGoogleマイビジネスというサービスで登録や編集ができます。登録や編集の方法を説明した動画が下にありますので参考にしてください。 Googleマイビジネスでは簡易なホームページも無料で設置できます。公式であることが(住所や電話番号確認により)Googleに保証されていますので、自分でホームページを作って、SEOがどうのこうのするより、このサービスを使った方がいいかもしれません。 PCから登録する場合はこちら スマフォから登録する場合はこちら ということで、 くまでした。

ワードスタディに使えるオンラインツールの紹介 [Bible Study Tools]

聖書を読んでいて、この単語はどういう意味かもっと深く知りたいと思ったことはありませんか?

説教を聞いていて、〇〇とは、そもそも聖書ではこれこれという意味なんですと言われていたけど、本当にそうなの?って思ったことはありませんか?

調べてみましょう!

(これを聖書解釈学では、Word Studyといいます。“原語の用語の研究”と“翻訳の研究”が含まれます。)


例えば、ローマ3:23からの説教で、「罪とは的外れという意味です」と聞いたとしましょう。

本当かな?

今回はBible Study ToolsのNew American Standard Bibleを使います。

http://www.biblestudytools.com/nas/を開きます。


このサイトには他の英語訳の聖書もありますが、レキシカンと呼ばれる古代ギリシャ語辞書が付属されているNAS Bibleを使用します。

ローマ3:23の「罪」を調べたいので、その箇所を開きましょう。

まず、少し下にスクロールして、ローマ人への手紙をクリックします。


 次に3章をクリック。


すると3章全体が表示されました。


設定のマークをクリック。


以下のように設定が開きますので、ストロングナンバーにチェックを入れて閉じます。

ストロングナンバーとは聖書の原語の単語ひとつひとつについているID番号のことです。


次に、23節のところまで、スクロールしましょう。

今回は「罪」を調べたいので、それに対応する英語訳のsinnedをクリックします。


出ました!

ローマ3:23で「罪を犯した」と訳されている語は、原語(ギリシャ語)ではαμαρτάνωという動詞でした。


Phonetic Spellingという欄のスピーカーマークをクリックして発音を聞いてみましょう。


さて、「罪とは的外れという意味です」を検証してみましょう。

これはどうやら語源を見たら良さそうです。 Word Originの欄には、

perhaps from (1) (as a negative particle) and the base of (3313)

おそらく、(否定の接頭辞としての)1と3313の基体から

http://www.biblestudytools.com/lexicons/greek/nas/hamartano.html

と書かれています。1と3313はストロングナンバーのことで、その番号の単語という意味です。


3313番の単語を調べてみましょう。

3313をクリックします。


3313番の単語はμέροςでした。

Definitionの欄に意味が載っています。


μέροςの定義は

  1. a part
    1. a part due or assigned to one
    2. lot, destiny
  2. one of the constituent parts of a whole
    1. in part, partly, in a measure, to some degree, as respects a part, severally, individually
    2. any particular, in regard to this, in this respect

  1. 一部分
    1. あることに定められた一部分
    2. 運、運命
  2. 全体のうちのひとつの構成要素
    1. ある程度、部分的に、いくらか、ある部分を尊重して、別々に、個々に
    2. 特に、に関して、この点で

http://www.biblestudytools.com/lexicons/greek/nas/meros.html

と書かれています。

つまり、ローマ3:23で使われているαμαρτάνω(罪を犯した)という動詞の語源はおそらく「非μέροςあるいは否μέρος」だということでした。


そうですから、今回の研究で分かったことは、「ローマ3:23に出てくる、“罪を犯す”という動詞は的外れが語源だと思われる」ということですね。


研究すべき事項は他にも

  • 著者別の使用
  • 元々の読者・聴衆の背景
  • 聖書と同時期にかかれた聖書外の書物での使用
  • 前後の文脈
  • LXXで使用された翻訳
  • 初代教父の解釈

など、沢山ありますが今回はここまで。

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