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現代版 | 教会の看板の建て方 [google マイビジネス]

いらすとや ぼくはくまです。 うさぎ先生の教会に看板はありますか? ありますよ。 会堂を建てた時に設置しました。 あ、そっちじゃなくて 地図に看板はついてますか? 地図にかんばん?? ちょっと意味が… 先生、いまの人は出かける時にGoogleで場所を調べるんですよ。 インターネット上の看板は、とてもとても大切なんです。 今回は、「Googleマップで教会の情報がちゃんと表示されるか確認しましょう」という話です。以前、私の教会の情報をGoogleマップで見たら、キリスト教会ではなく別の宗教で表示されていて驚いたことがあります。 PCでGoogleマップを見ると左側に表示されます。 スマフォアプリのGoogleマップでは下部に表示されます。 そして、これらの情報はGoogleの検索結果にも表示されます。 ここにちゃんとした情報が載っているかは大事な問題です。 この情報はGoogleマイビジネスというサービスで登録や編集ができます。登録や編集の方法を説明した動画が下にありますので参考にしてください。 Googleマイビジネスでは簡易なホームページも無料で設置できます。公式であることが(住所や電話番号確認により)Googleに保証されていますので、自分でホームページを作って、SEOがどうのこうのするより、このサービスを使った方がいいかもしれません。 PCから登録する場合はこちら スマフォから登録する場合はこちら ということで、 くまでした。

聖書の原典に関する8つの誤解

誤解1:聖書の原典は現存している

モーセやパウロなど、聖書の著者がかつて書き記したオリジナルの文章はすでに失われてしまいました。

現存しているのは、原典を写本家が書き写した手書きコピーです。

しばらくすると古い書物は朽ちてしまいますので、後代ではコピーをもとに新しいコピーを作りました。

聖書のコピーは神聖な仕事で細心の注意を払って写されましたが、それでも各種の写し損じが生じました。弘法も筆の誤りです。

写し損じは当然起こることですので、これを考慮することは古代から大切な聖書研究の一部でした。


原典は現存しておらず、誤りのないコピーは存在しませんが、

何世紀にも及ぶ研究の結果、現代ではほぼ原典の文章にたどり着いていると言えます。


誤解2:正しい原文は外的証拠によってのみ見つけることができる

誤解2.1:正しい原文は内的証拠によってのみ見つけることができる

外的証拠とは、発掘された書物の素材、インク、発掘場所、年代、すでに認められている他の書物との関係などです。

例えば、パレスチナで発掘されたAと、北アフリカのB、ギリシャのC、同じくギリシャで見つかったDがあった場合。AとBの内容が一致、CとDの内容が一致していたとすると、ABの方が広範囲で使われていたので、より正確であると考えられます。ギリシャの写本家がミスをして、それが保存されていったのでしょう。



内的証拠とは、書物の内容です。

例えば、全く同じ文が2回続けて書かれていた場合、写本家が一行ずつ写していた時に目線がずれて同じ行を繰り返してしまったのではないかと分かります。

正しい原文にたどり着くには、外的証拠と内的証拠のどちらも重要です。

注解付き聖書の欄外に「異本には〇〇とある」と書いてあるのを見つけて、「私はこっちの異本のほうが意味が通ってしっくりくる」と短絡的にいいたくなる時もあります。

しかし、外的証拠も考慮して結論を出すべきです。

また、外的証拠から正確であると思えるものであっても、内容を読まずに結論を出すのは時期尚早でしょう。写本家の正確性には個人差があります。


誤解3:異本は意図的な改ざんの結果である

これはネット上でよく見かける意見ですね。

この誤解は「世界経済はフリーメイソンによってコントロールされている」と同じレベルの都市伝説です。

聖書を知らない人が沢山いるので、PVは稼げるのだろうと思います。TVでもたまに見かけます。

大恥をかくことになりますので、真顔でこんなことは言わないように気をつけましょう。


( ´_ゝ`)「聖書って改ざんされてんだぜ~」 (´・ω・`)あっ……(察し)


コントロール不可能なほど多くの人が世界経済に関わっているのと同じように、聖書のコピー(現代の印刷)とその写し損じを見つける研究には非常に多くの人が何世紀にもわたって関わっています。

現代に異本(一部の文が異なっているコピー)があるのは、各種ヒューマンエラーの結果であり、意図的な改ざんの結果ではありません。


誤解4:異本が存在するので聖書は神の言葉ではない

預言者たちは神の言葉を伝えましたが、人間でした。

エリヤ、ヨナ、サムソン…。

しかし、彼らが人間的な過ちを犯したからといって、預言者のメッセージが神の言葉でなくなることはありません。

神は人を通して働きをされます。

なぜそうするのかは明らかにされていないので不可知ですが、神が人を用いて働きをする事実は明らかにされています。


誤解5:翻訳の違いは常に異本が原因である

各言語の語彙には意味の幅があります。

例えば、His brotherを翻訳したい時、兄なのか弟なのか分からないと困ってしまいますね。

同じ単語でも日本語訳が違うことがありえます。


翻訳の違いは、翻訳の仕方の違いである場合と、翻訳元の写本の語句が異なっている場合と、どちらの可能性もあります。

よく調べてみましょう。


誤解6:章節は原典の一部である

現代の聖書に付いている章節番号は原典にはついていませんでした。

例えば、ローマ人への手紙は「手紙」であったわけで、何かの体系を章ごとに順序立てて説明する神学書(専門書)として書かれたものではありません。


章節番号は13世紀に便宜上の理由でつけられました。

原典の著者によって付けられたのではないため、章節の区切りと著者が意図した文意の区切りが一致していないかもしれません。


誤解7:最古の写本こそ正確である

50年ほど前、ヨルダン川西岸のクムランで歴史的な考古学的大発見がありました。

この時に見つかった写本群を死海文書と言います。

その死海文書の中に聖書の写本も見つかったのです。

このような発見がニュースで流れると、巷で起こる誤解がこれです。


伝言ゲームで考えてみましょう。

AチームとBチームがいます。

1番から10番へと伝言していきます。

A3とA5を比べると、当然A3の方が正確ですね。

A3とB5はどうでしょうか。

確かにA3はB5よりも2世代早く伝言を受けています。

しかし、A3とB5はチームが違います。

Bチームの方に優秀な人が集まっているかもしれません。

B5の方がA3より正しいことは十分ありえる話です。


最古の写本が他の写本より正確だとは限りません。

伝言ゲームのチームに値するものを写本のファミリーと呼びます。

世代だけではなくファミリーも考慮して研究しなければいけません。


発掘があるたびに陰謀論が必ず出てくるのですが、

まぁそこら辺は、PV・視聴率、広告収益、マウンティングあたりがヒントだと思います。

間違っても本垢で都市伝説ツイートしないように気をつけましょう。 (´・ω・`)あっ……


ちなみに2017年6月28日時点で世界最古の写本はシナイ写本です。

http://www.codexsinaiticus.orgで無料で公開されています。


誤解8:過去のある時点で神は完全な文章を作る方法を使った

ここまで読んでくださった方は、神が人を通して働かれる方だとお分かりいただけたと思います。

すべてを創造された神が、コミュニケーションのためにわざわざ自分で創造された言語をつかう必要はありませんでした。言語の限界に縛られることなくコミュニケーション出来るのです。

しかし、言語を使ってコミュニケーションすることを選ばれました。

私たちは神の方法に従うほかありません。


神が作られた文章だから、現代の私にも奇跡的に言語が形成されて「真っ直ぐ・そのまま(私の六感のおもむくまま)」受け取ることができるというのは誤解です。


左に無神論があるとすれば、右にこういう極端な妄信(自分の六感信仰)があります。

どちらも神に従っていないのでその実は同じです。

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